お庭の救世主！剪定専門店サッパリーズにご来訪下さり、誠にありがとうございます。
   私どもはお庭の仕事に携わることを誇りに次の使命を掲げて精一杯の仕事を日々努めていますので、ご挨拶としてご説明させてください。

・つなぐ【歴史・文化・伝統をつなぐ】
　出雲地方は地域柄独特の発展を遂げた歴史、文化、伝統の多くが現在も受け継がれた素晴らしい地域です。出雲人といわれる、融和で優しい人柄もこの地域財産が生み出した恩恵のひとつといえます。このような貴重な地域財産はこれからも大切にして次世代へ残していく必要があります。
　お庭についても同様に地域財産のひとつに挙げられます。出雲地方には全国でも珍しく、固有の特徴を持つ庭園様式が非常に多く残っており、出雲流庭園と呼ばれています。出雲流庭園は江戸時代から脈々と受け継がれた庭園様式で、現在でもあちらこちらの民家で見ることができます。そのような庭園の残る地域は、全国広しといえどもを見あたらないほど奇跡的な存在なのです。
    出雲流庭園でなくとも、島根県は奈良県と並んで、全国の庭園メンテナンスに要する民家の支出の3倍以上という統計も発表されています。それだけ庭木を大切にしている地域なのです。
    この出雲地域で大好きな庭のお仕事に携わらせていただけることを誇りに、歴史、文化、伝統の一つとして庭を次世代へつないでいくことに使命感を燃やしています。

・つなげる【技術・知識・知恵をつなげる】 
    お庭のメンテナンスは一見容易くみられがちですが、実はとても奥の深い分野です。庭木は生きている植物です。植物を育てるには植物に対する知識が必要です。さらに、管理作業をするには知識通りに作業を進める技術が必要です。庭木は生長の状態や周りの環境変化によって状況が変わります。知恵を絞ってその場にあった最善の作業を尽くす必要があるのです。
    昨今庭木の管理作業の担い手が高齢化し、職人不足に陥っています。このままでは担い手不足により、庭木管理の弊害が高まり、結果的に次世代への継承も叶わなくなります。
    だからこそ、私どもは培った庭木管理の技術、知識、知恵を若手職人の育成に全力を尽くし、次世代へつなげていくことに使命感を燃やしています。

・つながる【コミュニケーションでつながる】
    民家の庭木メンテナンスは公園の庭木メンテナンスとは似て非なるものと考えています。それは、庭主と職人との間にコミュニケーションがあるかどうかという視点で判断しているからです。公園は公に適した切り方をします。しかし、民家は庭主の思いが大切です。庭主と職人が常にコミュニケーションをとり、これまで大切に育ててきた庭木を、これからも庭主の思いとともに育て守っていかなければ、本当の意味で庭木職人とは言えないのです。庭主とコミュニケーションでつながることは私ども職人の重要な使命です。


サッパリーズ
スタッフ一同